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フォントとは【用語説明】
フォントとは、元来欧文活字の用語で、1つの書体の文字サイズごとに作られた大文字・小文字・数字・記号類のセットのことを意味します。
しかし、デジタルフォントはコンピュータ上で文字のウエイトなど大きさを自由自在に変更などを行えるため、文字サイズごとにフォント名で呼ぶ必要がなくなりました。
そのため、書体も含めて文字のことを表す慣用語として使われるようになり、現在ではコンピュータ画面に表示したり、紙面に印刷するために利用できるようにした書体データを「フォント」と呼んでいます。
正しくは、「フォントデータ」や「ビットマップフォント」「プロポーショナルフォント」などと言います。
フォントの語源
フォントという言葉の語源は、中期フランス語で「溶けた物(すなわち鋳物)」の意である「fonte」から由来していると言われています。
これは金属活字を鋳造所で溶かす過程のことを指しており、そのまま「フォント」と呼ぶようになったそうです。